患者様の大切な歯を1本でも長く残せるように、患者様に安心して通院していただけるように、様々な取組を行っております。
お子様は、必ずと言ってよいほど、歯科医院に対して恐怖心を抱えています。私たちは出来るだけリラックスして治療を受けてもらえるように心がけ、歯科治療に対する苦手意識を植え付けないように細心の注意を払っています。小児歯科診療は、美しい永久歯の獲得と健康的な栄養摂取に重要な役割を果たします。歯の健康管理は赤ちゃんのころから始まっています!
歯が生えてきましたら一度ご来院ください。無料でフッ素塗布を行います。お子様の歯のこと、口の中のこと、わからないことなどありましたらご相談下さい。
当院の小児歯科はむし歯治療はもちろんのこと、小児の歯列矯正治療、咬合誘導治療などさまざまな小児治療を行っておりますが、中でも最も力を入れているのが「口腔領域疾患の予防」です。
すべての治療はこの「口腔領域疾患の予防」に繋がらなくてはなりません。毎月来院されているお子さん、2カ月毎や3カ月毎、4カ月毎に来院されているお子さんなど、生活基準により来院月がみなさんそれぞれです。
それぞれのお子さんにあった歯、顎、顔の正しい発育のサポートをさせていただきます。むし歯治療もその手段であり、目的ではありません。
長期的に診させていただいていれば変化があったときにも適切なアドバイスができます。
早期発見、早期治療、継続管理、継続予防でお子さんをさまざまな口腔領域疾患からお守りいたします。
遊びに来る感覚で当院にご来院ください。
幼いころから歯科医院に慣れていただくことが予防にとっては最も近道となります。
「痛くない時に歯科医院を受診する」ことでお子さんは歯科への恐怖心をいだくこともなく来院することにストレスがなくなります。
次のような状態のお子さんは毎月来院していただいてます。
虫歯菌が最も取り付きやすい年齢が1歳7か月~2歳7か月です。この時期に虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)の定着を可能な限り防止することが非常に大切です。
毎月来院していただき、可能な限りのむし歯予防処置を行うことが大切です。歯科医院でのみ取り扱うことのできる高濃度フッ素塗布や高濃度フッ素含有洗口剤の使用、シーラント処置、キシリトール摂取や歯ブラシ指導などを行い虫歯予防を行いましょう。
A.お口の中のむし歯菌の量や生活習慣などの違いによりむし歯になりやすいお子さんとそうでないお子さんがいるのです。
この3つが合わさり少しずつ歯が溶け始め長い間積み重なり歯に穴があいてしまうのです。
むし歯菌の数、むし歯菌のエサの種類、唾液の量や質は人によって全部違います。
歯を磨いていてもむし歯になやすい方や、歯をあまりしっかり磨いていなくてもむし歯にならない方がいるのはこのせいです。むし歯にならないようにしっかり予防しましょう。
A.キシリトールを食べることを習慣にするとむし歯菌が(ミュータンス菌)歯にくっつきにくくなり歯垢の原因になるネバネバを作らないようになります。
歯磨きが楽になり、むし歯菌もお口の中にすみにくくなります。
ショ糖ではありませんが同じくらいの甘さがあるので、おやつの代わりにキシリトールに置き換えるとむし歯予防になります。
キシリトールは「ダラダラ」食べをしてもOKです。
摂取時期による | 予防効果の違い |
---|---|
萌出直後からの摂取→予防効果 | 35% |
萌出前 (1年未満)からの摂取→予防効果 | 53% |
萌出前 (2年以上)からの摂取→予防効果 | 88% |
A.当院での最年少のお子さんは3歳6か月から矯正治療をおこなっています。
しかしながらすべてのお子様が同じ時期に矯正治療を始めるわけではありません。
継続的に歯並びを観察しながら、最適な治療開始時期を見つけることが最も大切になります。
4歳前後(受け口は早期に治療したほうがいい場合があります)
7歳前後(下の歯が異常なはえかたをした場合はやめの治療が必要)
10歳前後(犬歯の生え始め時期)
13歳前後(永久歯へと生え変わる時期)
18歳前後(成長が止まる時期)
むし歯はもちろん、歯並びもレントゲンをとることで、永久歯の本数や歯、顎の大きさなどが分かり矯正が必要がどうかが分かります。
お口の中に食べ物が入ってくると、中性だった㏗は酸性になります。40分程で、唾液が酸性に下がった(PH)を元に戻します。お口の中がずっと酸性状態になっていると、歯の表面が溶かされ続け、結果むし歯となってしまいます。
ですからダラダラ食べはせず、規則正しい食生活で㏗をコントロールしましょう。
機械のレーザーを歯にあてて測定します。
(※まったく痛みはありません。)
0~12 | 健康な歯質 |
---|---|
13~24 | 初期のむし歯(フッ素塗布) |
25以上 | むし歯(歯を削って詰める) |
その結果により歯列矯正治療が必要かどうかの
チェックをします。
予防措置としては、
フッ素塗布、キシリトール摂取(タブレットを食べていただく)高濃度フッ素うがい、食事指導(必要な場合)を行います。